「ローズマリーの育て方は難しいの?」
「初心者でもローズマリーは育てられるの?」
気になることが放っておけない、ガーデンかえる君に疑問がわいてきました。
「ローズマリーを育ててみたいけど、うまく育てられるか不安」
「ローズマリーを育てる方法が知りたい」
ガーデンかえる君とおなじように、疑問や不安をもっている人はおおいですよね。
じつはローズマリーは、初心者でもカンタンに育てられるハーブ。
活用方法がたくさんあるローズマリーを育てていると、暮らしが喜びであふれてきます。
カンタンに育てられて、暮らしに笑顔がひろがるなら育てない手はないですよね。
今回は、ローズマリーの育て方を初心者にもわかるようにご紹介していきます。
初心者はローズマリーを知って育てよう
ローズマリーを育てたことのない初心者は、ローズマリーがどんなハーブなのかを知って育てはじめましょう。
ローズマリーの特徴
地中海沿岸が原産のローズマリーは、はば広く活用できるハーブとして知られています。
使い道は、ガーデニングをはじめ、料理や化粧品などさまざまです。
自宅にあると重宝するハーブといえるでしょう。
常緑樹のローズマリーは、1年をとおしてガーデンを楽しませてくれるのも人気の理由。
強風や乾燥にも強い丈夫なローズマリーは、日本の気候でも元気に生長してくれます。
ローズマリーは四季咲きで、ピンク、淡い青や紫の花を長いあいだ咲かせてくれるのも魅力のひとつです。
ローズマリーの種類は3つ
【ローズマリーの種類】
●立生
●半ほふく性
●ほふく性
:立生
上に向かってぐんぐん伸びていく立生のローズマリーは、とにかくカッコイイのひと言。
こまめに剪定しながら形をととのえ、大きさを調整しましょう。
放っておくと、2mを超す巨木と化します。
:半ほふく性
動きのある半ほふく性のローズマリーは、個性的な成長をみせてくれます。
立生とほふく性の特徴を兼ねそなえているので、横に伸びて成長したあとで上へ伸びはじめます。
:ほふく性
植える場所によって楽しみ方が変わってくるのが、ほふく性のローズマリーです。
地植えにすると這うように伸びるので、グランドカバーとしても楽しめます。
また、鉢植えや石垣などに植えると、上からたれるように成長します。
ローズマリーの育て方
初心者の方にもわかりやすいように、ローズマリーの育て方のポイントをおさえてご紹介していきます。
ローズマリー
【ローズマリー育て方のポイント】 | |
---|---|
用土 | ●ハーブ専用の土 ●オリジナル配合の場合:赤玉土、腐葉土、パーライトまたはバーミキュライト |
日当たり | 乾燥した日当たりのよい場所 |
水やり | 過湿を嫌うので控えめに ※鉢植えの場合は表面が乾いたらたっぷりと |
肥料 | 植え付けのときに緩効性肥料を少し与える |
用土
初心者の方はハーブ専用の土で育てはじめることをオススメします。
湿度を嫌うローズマリーは、水はけのよい土で乾燥気味に育てるのがポイント。
オリジナルで配合する場合には、排水性のよさを意識した土作りが大切です。
赤玉土、腐葉土、パーライトまたはバーミキュライトを6:3:1の割合で混ぜ込みましょう。
ハーブ専用の土、オリジナル配合の土、いずれにしても植え付けのときには、緩効性肥料を少し混ぜ込んでから植え付けしてあげましょう。
日当たり
地中海沿岸が原産のローズマリーは、乾燥した日当たりの良い場所を好みます。
太陽の光をたくさん浴びられる場所で元気に育ててあげましょう。
水やり
過湿を嫌うローズマリーの水やりは控えめでかまいません。
鉢植えの場合は表面の土が乾ききってから、たっぷりと与えます。
鉢の中の水分が残っている状態で水をあたえ続けると根腐れしてしまいます。
また、水を完全に切らしてしまうと葉が枯れて落ちてしまうので注意が必要です。
肥料
じょうぶなローズマリーは、肥料をあまり必要としません。
植え付けのときに、長くじっくりと効く「緩効性肥料」を少し与えるだけで大丈夫です。
緩効性肥料マグァンプKをストックしておくと便利だよ。
植物の植え付けのときには大活躍してます。
ローズマリーを元気に成長させる育て方
ローズマリーの植え付けが無事におわったら、あとは元気に成長させていくだけです。
そのために気をつけたいのが”剪定”です。
過湿が苦手なローズマリーは、剪定して風通しをよくしてあげよう!
初心者にもできる剪定方法
ローズマリーの剪定をおこなうときには、葉が茂り、込みいった場所をみつけましょう。
風の通り道をつくるために、枝と枝の間を透かすように切っていきます。
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point:
●花が咲き終わったあとに剪定すると、花がら摘みと剪定が一緒にできて一石二鳥です。
●剪定することで、ローズマリーの過湿を防ぐのと同時に、脇芽を出させる効果もあります。
剪定したローズマリーは、お料理やドライフラワーなど活用方法がたくさんありますよ。
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まとめ
ローズマリーのことを知って、安心して育てられそうな気がしてきました。
ぼくの気になる疑問にいつも答えてくれてありがとう。
これからも”気になるカエル”のためにいろいろと教えてね♪
【ローズマリー育て方のまとめ】
◆ 地中海原産のローズマリーは、太陽の光と乾燥を好むハーブです。
◆ 初心者でも育てられるローズマリーは、水やりを控えめにして過湿をさけましょう。
◆ 葉が茂りすぎのときや、花が終わったときには、”剪定”して風の通り道をつくることがポイントです。
◆ ローズマリーを生活に取りいれると、人生を楽しむきっかけになるでしょう。
ローズマリーの育て方が難しくなくてひと安心。
初心者の人も思い切ってチャレンジできるね!