ハーブの種まき時期っていつがいいの?
気になることが放っておけない、ガーデンかえる君の疑問にお答えしていきます。
少しの量でふんわりと香りが立ち込め、お料理がグレードアップするハーブ。
便利な調味料として欠かせない存在ですよね。
体によいといわれているハーブは日本でも浸透し、スーパーでも目につくようになりました。
野菜より、少し値段が高めのハーブを購入してみたものの「使い切れずに無駄にしてしまった」という経験がある方もいるのではないでしょうか。
ハーブは、使いたいときに、手軽に、使う分だけ、が理想です。
コンテナやプランターでも、かんたんに育てられるので、お気に入りのハーブに絞って育ててみるのはいかがでしょうか。
今回は、ハーブを育てたいと考えている方へ、ハーブの種まきの時期についてご紹介します。
ちょうど数日前に、ハーブの種まきをした工程ものせているので、ぜひ参考にしてくださいね。
ハーブってさ、いい匂いだよね。
ハーブのある”丁寧な暮らし”憧れるなぁ。
ハーブの種まき時期はいつがベスト?
ハーブの種まきは、どの季節が適しているのでしょうか。
種まきにおすすすめ時期をご紹介します。
ハーブの種まきは春がおすすめ
初心者がハーブを育てるときには、春に種まきをしましょう。
育てる種類にもよりますが、ハーブは春か秋に種まきをするのが一般的。
気温の差が激しくない季節なので、ハーブの発芽率も高く、芽が出たあとも管理しやすいからです。
ハーブ初心者の方は、まずは春の種まきからスタートしましょう!
たとえ春の種まきが失敗したとしても、秋のチャンスがすぐにやってきます。
春の種まきが成功した人は、春と秋の2回、種まきを楽しめますよ。
春はさ、生き物がつぎつぎに目を覚ますから感動の季節だよね。
ボクはもう少し寝かせてもらうけどさ。
ハーブの種まきの時期|注意したいポイント
ハーブの種まきのベストシーズンは春と秋ですが、地域や環境によっても変わってくるので気をつけましょう。
3月や4月でも、まだ雪が降る寒冷地もあります。
また、屋内や屋外など、育てる環境によっても違うもの。
お住まいの地域が「寒冷地かも・・・」と心配な方は、種をまく時期を少しずらしたり、管理する場所を工夫したりしましょう。
そうなんだよねぇ。
春が来たと思って種をまいたら、今日は大雪だし・・・
みきわめが難しいよね。
ボクもいつも冬眠からの目覚めに悩むもんね。
ハーブにおすすめの用土とまき方
ハーブの用土を選ぶ際の参考にしてくださいね。
【ハーブを育てる用土】:初心者におすすめ
手軽に植え付けができますよ。
そうなると、初心者は迷ってしまうものです。
わが家も最初はハーブ専用の用土にしたよ。
今年はうちの”ベテランさん(だんなさん)”にブレンドしてもらったけど。
【ハーブを育てる用土】:オリジナル配合に挑戦
ハーブにおすすめの土
スクロールできます→
土の名前 | 特徴 |
---|---|
【赤玉土】 | 通気性、排水性、保水性、保肥性 |
【腐葉土】 | 通気性、排水性、マルチング効果 ※単体で使っても植物は育たないので必ずブレンド |
【培養土】 | 植物を育てるためにブレンドされている土 |
【バーミキュライト】 | 通気性、保水性、無菌の人工土 |
【パーライト】 | 通気性、排水性 |
【ピートモス】 | 保水性、無菌 |
【砂】 | 通気性、排水性 |
いろいろな土を配合して、オリジナルの割合をみつけてみよう。
はじめてブレンドするときは、赤玉7、腐葉土3を目安にね。
種のまき方とコツ
小さなハーブの種をまくための「3つのコツ」をご紹介します。
1.「すじまき」
:プランターの中央に1本のすじを引き、1列に種をまいていく
2.「ばらまき」
:細かい土と種を混ぜておき、まんべんなくプランターにばらまく
わが家の種まき風景
作業工程を参考にしてくださいね。
種から育てやすいハーブ6種
初めてハーブを育てたいと考えている方に向けて、育てやすく活用しやすい種類をご紹介します。
スクロースできます→↓
ハーブ名 | 特徴 |
---|---|
【バジル】 | 成長が早いバジルは小まめな摘心がポイント。冬越しは室内で管理。 ピザ・パスタ・サラダの味を引き立てるハーブ。 |
【ディル】 | 耐寒性はあるが耐暑性は弱い。 ビタミンとミネラルが豊富で風味の強いディルは、スープ・サラダ・ピクルスなどに活用。 |
【ルッコラ】 | 半耐寒性(3~5℃)なので、冬に置く場所を考えれば越冬できる。 美肌効果と豊富な栄養があり、風味がよいのでサラダやオムレツに。 |
【イタリアンパセリ】 | 耐寒性のあるハーブ。日光に当たりすぎると葉がかたくなる。 栄養価が高く、鉄分不足の解消やデトックス効果あり。スープやサラダに◎ |
【セージ】 | 耐暑性、耐寒性がある強いハーブ。 長寿のハーブともいわれ、肉料理や煮込み料理に活用。 |
【ミント】 | 耐寒性のあるハーブ。成長力が早いので地植えは要注意。 お菓子やドリンクにアクセントとして活用。 |
かえる君よく知っているね。
ハーブの種類にもよるけど虫除け効果アリだよ。
まとめ
ハーブは、コンテナやプランターでもかんたんに育てられます。
使いたいときに、使いたい分だけ収穫できるのでおすすめですよ。
●ハーブの種まきの時期は春と秋
住んでいる地域や環境にあわせて種まきをしましょう。
●ハーブの用土は「ハーブ専用の土」がおすすめ
慣れてきたら自分のオリジナル配合にチャレンジしてみるのも面白いですよ。
●育てやすいハーブや、活用するハーブを選んで、まずは気軽に育ててみましょう
ハーブの記事を書いているうちにルッコラが芽を出してきたらしいよ。
成長が早すぎない?