気になることを放っておけない、ガーデンかえる君に疑問がわいてきました。
ローズマリーを育てている人は、”茶色くカサカサ”になってきた葉っぱが気になりませんか?
「このまま、枯れてしまうのかな?」と、心配になるほど枯れて木質化してきますよね。
育て方を間違えたままでは、いずれ枯れてしまいますが、いま気がついて「なんとかしよう!」と考えている人はきっと大丈夫。
今回は、茶色く枯れかけているローズマリーを元気にしていく剪定方法を紹介していきます。
暑さも落ちついて、メンテナンスするのにちょうどよい季節。
思い切って剪定にチャレンジしていこう♪
ローズマリー|茶色に枯れるのはなぜ?
鮮やかなグリーンの葉が特徴的なローズマリー。
“茶色くカサカサ”に枯れてくる原因はおおきくわけて3つあります。
ローズマリーが枯れる理由
ローズマリー:枯れる3つの原因
【原因1】:水やり
【原因2】:環境
【原因3】:病害虫
まえに公開しているページで、詳しく説明しているから省略するよ。
気になる人はチェックしてみてね。
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枯らさないためのチェックリスト
“茶色くカサカサ”のローズマリーになるのを防ぐには、普段のお手入れ方法を振り返ってみましょう。
枯れてしまう原因を見直せば、ローズマリーはまだ復活のチャンスがありますよ。
ローズマリーお手入れチェックリスト
チェック項目 | あてはまるときには✓ |
---|---|
【1】 水をやりすぎていないか | □ |
【2】 株元は蒸れていないか | □ |
【3】 日当たりは充分にあたっているか | □ |
【4】 葉が白く粉をふいていないか(病気) | □ |
【5】葉が食い荒らされていないか(害虫) | □ |
【6】葉がレース状に透けていないか(害虫) | □ |
【7】葉がクモの糸のようなものでおおわれてベトベトしていないか(害虫) | □ |
【8】鉢植えで育てている場合、植え替えをしているか(1~2年に一度) | □ |
【9】風通しがよい状態に剪定しているか | □ |
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ローズマリー|剪定が必要な3つの理由
ローズマリーには、なぜ剪定が必要なのでしょうか。
剪定が必要な理由3つを紹介します。
ローズマリー:剪定が必要な理由
- 木質化をふせぐ
- 蒸れや害虫をふせぐ
- バランスが悪くなるのをふせぐ
木質化をふせぐ
剪定をしていないローズマリーは、硬く茶色い枝となっていきます。
「木質化」という現象で、そうなってしまった部分の葉は”茶色くカサカサ”になってしまい、新芽がつきにくくなってしまうのです。
木質化した部分で覆われてしまわないように、剪定は必要な作業といえます。
我が家も大事にしすぎて、はじめは剪定していなかったんだよね。
木質化とボリュームが止まらなくて剪定しはじめたよ。
蒸れや害虫をふせぐ
ボリュームがでて重なりあったローズマリーは、蒸れて害虫が発生しやすい環境となってしまいます。
高温多湿な日本の梅雨が苦手なローズマリーは、蒸れないように風通しよく剪定してあげましょう!
ぼくは梅雨のシーズン好きだよ♪
「ローズマリー」と「カエル」は正反対って覚えておいてね!
バランスが悪くなるのをふせぐ
丈夫で育てやすいローズマリーは、放っておくと”ぐんぐん”と成長して大きくなり混みあっていきます。
育つ場所を探して、ぐねぐねと枝も曲がっていくのでバランスが悪くなることも…
こまめに剪定して、ローズマリーの樹形を整えましょう。
茶色のローズマリーを復活させよう!
育て方を気をつけていたのに、茶色くなってしまったローズマリーは「剪定」して復活させてあげましょう!
茶色い”カサカサ”のローズマリー|剪定方法
ここからは、茶色く”カサカサ”になってしまったローズマリーの剪定方法を、わかりやすく紹介していきます。
ゴメン、ゴメン。
そうだよね。
これから写真と一緒に説明していくよ。
ローズマリーの剪定方法


全体のバランスを見ながら、混みあっている場所をみつける。
point
- 木質化して葉が茶色くカサカサになっているので、グローブなどをしてこそぎ落とす。
- 強剪定が苦手なローズマリーは、間引くイメージで剪定するのがポイント。


剪定しようとしている枝の株元から、枝先をみて新芽をさがす。
新芽から下は切らないように注意し、木質化した枝を切り落とす。
ボリュームがあるところは、株元から間引く。
point
- 木質化したところから芽はでてこないので、新芽や緑の葉を切り落とさないように気をつけよう!
- 切った枝先から枝分かれして育っていくので、ボリュームがあるところは、株元から間引く。
- ぐねぐねと曲がってしまっている枝は、新芽が出ていても株元から切り、バランスを整えましょう。

(赤い丸の部分)

(変形しているところは剪定して整える)
剪定するときのポイントは、風の通り道をつくること。
Before
ピンクの丸あたりが込み入っている
After
風が通るように剪定
ピンクの丸で囲んだ周辺の枝を剪定
剪定したローズマリーの枝がコンテナいっぱいになってたもんね。
カットしたローズマリーはいろいろと活用できるのがうれしいよね♪
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ローズマリー|剪定は何月がベストなの?
“茶色くカサカサ”になってしまったローズマリーの剪定方法がわかったところで、つぎは剪定にベストな時期を紹介していきます。
ローズマリー剪定の敵期
ローズマリー:剪定の敵期
- 4月~6月
- 10月(寒くなるまえ)
※花が咲き終わったあと半月~1ヶ月後くらいがベスト
※秋に剪定するときには、真夏のダメージを受けていないことを確認してからにしましょう。
ローズマリー剪定を避ける時期
ローズマリー剪定:避ける時期
- 真夏と真冬
※真夏と真冬の強剪定はとくに避ける
まとめ
ローズマリーの「剪定が必要な理由」と「剪定方法」がわかったので、”茶色いカサカサ”のローズマリーとはサヨナラできそうですね。
はじめての剪定って緊張するよね。
ローズマリーのためにも必要な作業だから忘れないであげてね。
- “茶色いカサカサ”のローズマリーを復活させるためには、剪定が必要です。
- ローズマリーを剪定するときには、ベストな時期を選びましょう。
- ローズマリーを剪定するときには、間引いて風の通り道をつくってあげることがポイント。
- 剪定したローズマリーは活用してあげましょう。
育てているローズマリーを活用して、『身近な幸せ』を感じる瞬間をふやしていきましょう!
茶色くなってしまったローズマリーでも、復活させれそうで安心だね。
剪定したことがない人もチャレンジしてみようね!